私達の仕事はデイサービス、訪問マッサージです。
30代の職員を例に考えてみます。それまで生きて来た20代のプロセスは語れるでしょう。
学生の時は楽しかったとか、もうすこし勉強すればよかったとか、十分に思い出すことができます。
40代の未来のプロセスはどうでしょうか。
大体、想像出来るでしょうか。
さらに、50代になるとほとんど考えることも少ないでしょう。
増して70歳代で自分達がサービス利用者になる頃は尚更です。
実際、仕事現場に目の前に利用者さんがいても、自分のこととしては中々想像できないと思います。
しかし 私達は健康だとしても、脳梗塞を起こして今、右麻痺になることができます。
骨折をして今、人工骨頭となり杖で歩くこともできます。
つまり私達の中に既に障害が内包されていて、同じように老化も内包いるのです。
さらに言うと、私達の中に利用者さんが内包されている。
そう考えると近未来か遠い未来かは別にして自分の機能訓練を自分がしてることになりませんか。
すこし話が強引でしょうか。(^^)
利用者さんの生きたプロセスを自分達のこれからの人生のプロセスに置き換えてみると、利用者さんの数だけ、様々な経験ができることになります。
そう考えると敬愛の職場も捨てたものではありませんね。(^^)
さらに利用者さんにもまだ経験の無い10年後のプロセスがあります。
私達は仕事を通じて大きく利用者さんのプロセスに関わることができます。
つづく